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NHKニュース 2018年11月16日 9時01分
ことし9月から先月にかけて千葉県の九十九里浜で切断された女性の遺体が相次いで見つかった事件で、遺体の身元が千葉県八街市の75歳の女性と特定されたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、同居する37歳の息子が事件に関わったとみて任意同行を求め、遺体を遺棄した疑いなどで事情を聴いています。
千葉県大網白里市などの九十九里浜では、ことし9月下旬から先月にかけて切断された女性の胴体や頭部などが相次いで見つかり、警察は何者かが遺棄したとみて捜査を進めていました。
捜査関係者によりますと、遺体の身元は歯の治療の痕などから八街市に住む75歳の女性と特定されたということです。
また、警察は、同居する37歳の会社員の息子が事件に関わったとみて、16日朝、任意同行を求めました。現在、死体遺棄と死体損壊の疑いで事情を聴いています。
警察は女性と息子が住んでいた自宅を16日朝から捜索していて、関係資料の押収を進め事件の詳しいいきさつを調べることにしています。
■これまでの経緯
事件が発覚したのはことし9月29日。
大網白里市の河口付近で女性の胴体の部分が見つかりました。
警察の捜査で、遺体は刃物のようなもので切断されていたことがわかりました。
その3日後の先月2日には、最初の現場から北におよそ6キロ離れた九十九里町の片貝海岸で女性の頭部が見つかりました。
また、同じ日に白子町の浜宿海岸でも右足が見つかりました。
さらに先月8日、九十九里町の片貝漁港で左足が見つかりました。
警察は何者かが遺体を切断して遺棄したとみて捜査。
女性の似顔絵を公開して情報の提供を呼びかけるとともに歯の治療の痕などから身元の特定を進めていました。
※動画あり
URLリンク(www3.nhk.or.jp)