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日本経済新聞 2018/11/15 10:00 (2018/11/15 10:59更新)
公益財団法人「日本数学検定協会」(東京)は15日、今年10月に実施した実用数学技能検定で、東京都世田谷区の小学5年、高橋洋翔君(11)が、大学程度・一般レベルとされる1級に合格したと発表した。
これまで中2(13)だった最年少の合格記録を塗り替えた。
協会によると、高橋君は5歳から数学検定への合格を目標に学習を始め、2014年に小1(7)で高2程度の2級に、15年には小2(同)で高3程度の準1級に、それぞれ最年少で合格している。
高橋君は数学者になるのが夢といい「これからもその先にある数学を学んで、新しい定理や予想を打ち立てたい」とコメントしている。
1級は記述式で、多変数関数などの解析分野、アルゴリズムの基礎など幅広い分野から出題される。今回の合格率はわずか9.4%だった。
検定は1992年に始まり、幼児向けを含め15段階の級がある。〔共同〕
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