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2018/11/07 09:00 pm
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コンラッド・ホテルが運営するリゾート、コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド(The Conrad Maldives Rangali Island)に、世界初という海中ヴィラがオープンした。
■ ベッドルームは海の中
モルディブの現地語で珊瑚を意味する「Muraka」と名付けられたそのヴィラは2階建。2階部分は海上にあるが、1階部分はインド洋の海中5メートルに沈んでいる。
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2階にあるのはプライベートのアスレチックジムやバー、ダイニングルーム、海とひと続きに見えるプール(インフィニティ・プール)などだ。専属の執事の部屋も2階にある。
海中にある1階はベッドルームになっている。ドーム状の透明アクリルに覆われていて、泳ぐ魚や海底の珊瑚を直接見ることができる。
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■ 1泊5万ドル
この海中ヴィラの「1泊」のお値段は5万ドル。日本円にして570万円ほどだ。専属の執事と豪華な食事、そしてプライベートのボートが付いているとはいえ、相当高い。
しかも、1泊だけでは利用できず、最低でも4泊しないと予約できないそう。
ヴィラはランガリ・アイランドのリゾートと繋がっており、そちらには海中レストラン(こちらも世界初)がある。
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■ 約17億円のプロジェクト
海外メディアによれば、この海中ヴィラはコンラッド・ホテルが1500万ドル(約17億円)かけたプロジェクトらしい。
モルディブの海洋環境を破壊しないよう、海中に沈む1階部分は全てシンガポールの陸上で作り、それを船で運んだという。
水圧に耐えるドーム状の透明アクリルは、世界中の水族館の水槽などを手掛ける日本の企業・日プラ株式会社(本社・香川県三木町)の製品が採用されている。