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日本弁護士連合会(日弁連)は11月7日、「憲法を詩(うた)おうコンテスト」の審査結果を発表した。応募総数390作品から、大賞には茨城県の尾池ひかりさん(7)の作品が選ばれた。
●大賞作品「子どもらしい中にリアルさ」
ひかりさんは戦争を経験した曽祖母が生きていたからこそ、「わたしがうまれた」とし、「へいわをまもるけんぽう いのちをつなぐけんぽう わたしがおおきくなっても このままのけんぽうであること それがわたしのねがい」などとうたう詩を作った。
日弁連憲法問題対策本部の山岸良太・本部長代行は「戦後70年経ったことが実感されるような詩で、子どもらしい中にリアルさがある」と評した。来年以降、同様のコンテストを継続していくかについては「いろいろ検討していく」と話した。
●憲法ソング、12月1日に発表
憲法は1947年5月3日に施行され、70年の節目を過ぎた。長きにわたって人々の自由や人権を支えている憲法の理念が広く社会に行き届くことを願って、日弁連では5月14日?9月7日にかけて「日本国憲法」をテーマにした詩(ポエム、300字以内)を募集してきた。
小学生以下、中学生・高校生、大学生・社会人の3部にわけて、それぞれ金賞・銀賞・銅賞・入選の作品を作詞家らの審査員7人が選んだ。賞金は、大学生・社会人の部の金賞につく10万円が最高額。3部の金賞の中から選ばれた大賞の作品は今後、ピアニストの谷川賢作氏が作曲し歌唱曲にするという。
表彰式と、大賞作品をもとにした「憲法ソング」の発表会は12月1日午後2時から、サントリーホール(東京・赤坂)で行われる。
2018年11月07日 15時44分
弁護士ドットコムニュース
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