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中米からの大量移民 米大統領 メキシコ国境に兵士増派指示
2018年11月1日 7時54分
NHKニュース
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
中米からアメリカへの移住を目指して約6500人が集団となって北上する中、トランプ大統領は、メキシコとの国境に派遣しているアメリカ軍の兵士を最大で1万5000人に増やす可能性を示唆しました。中間選挙の投票日に向けて不法移民対策で厳しい姿勢を示し、支持層にアピールする狙いがあるとみられます。
中米では、アメリカへの移住を目指す人々が集団で北上を続けていて、アメリカ政府によりますと、メキシコ国内に約3500人、メキシコとグアテマラの国境に約3000人の、合わせて約6500人に上っています。
これについて、トランプ大統領は、ホワイトハウスで記者団に対し、「これまで、メキシコとの国境にアメリカ軍の兵士を約5000人派遣しているが、1万人から1万5000人に増やし、誰ひとり入国させないようにする」と述べて、国境の警備強化のために派遣している兵士を最大で1万5000人規模に増やす可能性を示唆しました。
そのうえで、「集団が経由している国は、アメリカのために何も役に立っておらず、支援を直ちに停止することを真剣に検討している」と述べ、経由国への経済支援の打ち切りを検討していることを改めて強調しました。
今月6日に行われる中間選挙では、移民問題が重要な争点の1つになっていて、トランプ大統領としては不法移民対策で厳しい姿勢を示すことで、投票日に向けて支持層にアピールする狙いがあるとみられます。
アメリカのマティス国防長官は31日、国防総省で行われた記者会見で、国境に派遣する兵士の増員は中間選挙を意識した政治的なパフォーマンスではないかという批判がアメリカ国内で出ていると記者から問われると、「軍が派遣されるのは支援を必要とする国土安全保障省からの要請に基づくものだ。われわれはハリケーンの際にも要請を受けて軍による支援を行っている」と反論しました。