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１０月１９日に開かれた「アイ・アム・ロヒンギャ」上映会
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上映にあたったASPIRE SOKAのメンバー
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第１３回UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）難民映画祭の作品の一つ「アイ・アム・ロヒンギャ」の上映会が１０月８、１９の両日、創価大学ディスカバリーホールで開催され、学生や一般ら約８５０人が鑑賞した。
同映画祭は、映画を通して難民への理解を広げることを目的に、UNHCRと学校パートナーズとして提携する大学などで開かれている。UNHCRと連携協定を結ぶ同大は、国連の平和運動を推進する同大学生団体「ASPIRE SOKA」と協力して準備にあたった。
ロヒンギャは、ミャンマー国軍から迫害を受ける少数派イスラム教徒。上映作品は、カナダに移住したロヒンギャの若者たちが、演劇を通じて自分たちの身に起きた壮絶な経験を表現し、困難を乗り越えようと奮闘する姿を追ったドキュメンタリー映画だ。
１９日の上映会では開演に先だち、同団体代表で教育学部４年の古賀優奈さんが難民問題の現状と課題に触れながら「ロヒンギャの問題を身近に感じ、自分にできる一歩を踏み出してほしい」と述べた。続いて、UNHCR協会の天沼耕平氏が国際社会で求められるスキルとして「いかなる人とでも心を通わせあえる関係構築力が重要である」と学生に語りかけた。
鑑賞した学生からは「ロヒンギャの若者の声、現状を実際に知ることができました。私たちが知らない悲惨な出来事が起きていることを受け止め、一人でも多くの人に伝えていくことが大事だと思った」などの声が寄せられた。
毎日新聞 2018年10月24日
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