【動物】犬の体罰ありか、なしか 「訓練」に賛否両論 批判も依頼も殺到at NEWSPLUS
【動物】犬の体罰ありか、なしか 「訓練」に賛否両論 批判も依頼も殺到 - 暇つぶし2ch1:樽悶 ★
18/10/24 18:56:28.80 CAP_USER9.net
中村信哉さんの訓練所の様子。依頼があれば必ず受け入れるという=栃木県(中村さん提供)
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 歯をむき出して威嚇し、雄たけびをあげ、本気でかみつく…。ペットの犬は、飼い主がしつけていても、ときに凶暴化してしまうことがある。今年1月、テレビ番組で犬に手を上げてでも矯正を試みる訓練士が紹介されると、批判的な声があがる一方、救いを求める人も多く現れた。ペットとの関係をどう構築していくべきか。問題の解消には課題が多い。(藤井沙織)
■批判も依頼も殺到
 訓練士、中村信哉さん(48)は栃木県内の訓練所で凶暴化した犬を専門にあずかる。恐怖で散歩もままならない状態にある犬の更生を図り、ホームページには「犬との夢のような生活が送れるようになった」という依頼者の言葉が寄せられている。
 だが1月にNHKのドキュメンタリー番組で取り上げられると、その手法が議論を呼んだ。竹の棒でたたく。手をかんだ犬にまたがり、頭を複数回たたく-。インターネット上では「感動した」「服従させているだけ」と賛否の声が対立。日本動物福祉協会はNHKに対し、「体罰も必要という間違った認識を生むおそれがある」などとして、再放送の見送りなどを求める要望書を提出した。
 日本獣医動物行動研究会も「体罰を用いること、また推奨する行為に反対する」との声明文を発表。体罰は「動物福祉を侵害する」とともに、「犬が先制攻撃に出るなど、問題行動が悪化することがある」「抵抗を示せなくなる学習性無気力を引き起こす原因になる」などと指摘した。
 その半面、中村さんのもとにはますます依頼が殺到し、現在は訓練を受けるまで2年待ちの状態だ。中村さんは「体罰はしない方がいいに決まっている」としたうえで、「他の訓練所から見放された犬が来る。待ちきれずに殺処分される犬もいる。どうすれば体罰を使わずに済むかを議論するべきだ」と訴える。
■まずは早期診察を
 同研究会は問題行動に対し、てんかんなどの疾患が原因となっているケースも多いことから、まずは診察して、異常がなければ、原因となる刺激や動機を明らかにしてトレーニングするよう推奨している。子犬の頃の生育環境などから抱える不安感が要因の場合には、抗うつ剤を投与することもあるという。
 武内ゆかり会長は「対応を間違えると悪化し、凶暴化が進むほど矯正は大変になる。早期の正しい対応が重要」と強調。会のホームページ(http://vbm.jp/)で認定医らを紹介しているが、対応できる病院は限られており、「適切な処置のできる獣医を増さなければならない」と話す。同研究会が目指す“正しい対応”の実現にも課題があり、道は険しい。
■家族として密接に
 問題行動を防ぐため、近年はしつけに関する書籍が多数出版され、トレーナーによる教室も数多く開催。ネットは関連サイトであふれるようになった。だが意識の高まりに反し、「訓練の依頼は全く減らない」(中村さん)のが現状だ。
 その理由は「正しい知識を持たないトレーナーと、ネットの誤情報にある」と指摘するのは、ペットフードメーカー「日本ヒルズ・コルゲート」プロフェッショナル獣医学術部マネージャーで、問題行動の診療を専門とする入交(いりまじり)眞巳・北里大客員教授。「トレーナーは誰でも名乗ることができ『玉石混交』。飼い主に正しい情報を選択する力が求められている」とする。
 また問題の根幹には「飼い方の変化がある」とも。家の外で飼い、接触するのは餌と散歩のときだけ-という関係から、「家族として密接なコミュニケーションをとるようになり、人にとっては問題となる行為が生じるようになった」と分析。「トレーニングに対し、必要以上に神経質になっている側面もあるのではないか」と話している。
産経新聞 2018.10.24 12:20
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