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JA紀北かわかみ(和歌山県橋本市)は23日、市内の恋野地区で生産されている米「きぬむすめ」をブランド米の「恋のお米」として11月初旬に発売すると発表した。担当者は「『恋』という文字が入っているので、結婚式の引き出物など、おめでたい場所でも利用してもらえれば」と期待している。
同JAの管轄地域には、かつらぎ町天野地区で生産されている「天野米」もあり、恋のお米と合わせて今後、2大ブランド米としてPRしていく方針だ。
同JAによると、恋野地区は山間部に位置し、水がきれいで昔から米作りが盛ん。「恋野米」として、きぬむすめのほかにも「イクヒカリ」、「キヌヒカリ」を合わせた3品種が生産されてきた。
生産を進める中で、全国的に生産量が少ないきぬむすめが地区の土壌に適していると判断。今年から、きぬむすめに絞って生産し、名称も「恋のお米」に変えて売り出すことにした。
担当者は「炊きあがりはとても白くつややかで、粘りが強く、柔らかめ。コシヒカリ並みにおいしく、『冷めてもおいしい』という評価もいただいている」とPRしている。
サイズと値段は、2合入り300円、4・5キロ入り2100円、9キロ入り4200円。
2018.10.24 09:19
産経WEST
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