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千葉県船橋市は、国民健康保険に加入している外国人の保険料の滞納率が60%を超えていることから、中国語やベトナム語など6つの言語で支払いを促すパンフレットを作成するなど、対策に乗り出しました。
船橋市によりますと日本語学校の入学者の増加などに伴い、国民健康保険に加入する市内在住の外国人はことし5月の時点で7613世帯と、この5年間でおよそ1.9倍に増えましたが、このうち60%余りにあたる4618世帯が保険料を滞納しているということです。
これは日本人世帯の滞納率の4倍近くにのぼるということで、船橋市は言葉や制度の違いによって、周知が進んでいないことが原因の1つとみて新たな対策に乗り出しました。
具体的には、中国語やベトナム語など6つの言語で制度の紹介や保険料の支払いを促すパンフレットをつくって、日本語学校などで配付を始めたほか、最近特に増えているベトナム人とネパール人に対しては、それぞれの言語を話す人が直接電話する取り組みも行っています。
船橋市では、「外国の方にも制度の重要性を理解してもらい、支払い率を上げていきたい」としています。
NHK 10月21日 12時31分
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