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無理心中か高齢の母親と長男死亡
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※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
９日午後、香美市の住宅で、８６歳の母親と、同居していた６６歳の長男が死亡しているのが見つかりました。
警察は、現場の状況から長男が無理心中を図ったとみて、調べを進めることにしています。
９日午後１時半分ごろ、香美市土佐山田町の住宅で、８６歳の母親と同居していた６６歳の長男が
死亡しているのを、近くに住む親族が見つけ、警察に通報しました。
警察の調べによりますと、母親は離れの土間で死亡していて、
目立った外傷や着衣の乱れはないということです。
また、長男は近くの倉庫で首をつって死亡しているのが見つかり、
いずれの場所からも、遺書は見つかっていないということです。
警察や近所の人によりますと、住宅には母親と長男が２人で暮らしていて、
認知症を患っていたと見られる母親を、長男が介護していたということです。
警察は、住宅が何者かに荒らされた形跡が無いことなど、現場の状況から
長男が無理心中を図ったとみて調べを進めることにしています。
８日の夜に、８６歳の母親と話したという親族の女性は
「夜の６時を過ぎていました。長男が心配するから『早く帰りなさい』といったけど、
その日に限って、彼女はうんと泣いていました。妙なことを言いました。
『もうこれが最後かもしれないと。あしたの朝はわからないと。
もし、私がいなくなっても敷地に育っているみかんは取って食べてください』と言われました」
と話していました。
10/10 18:58