18/09/23 10:02:28.07 CAP_USER9.net
2018/09/21 19:45
台風21号では強風によって大量のごみが出て、その回収が進められています。ところがこれに便乗し、台風被害とは関係のなさそうな家電などが数多く捨てられていることがわかりました。
台風21号による強風で飛ばされるなどした「台風ごみ」。
「非常に狭い道路のわきに台風ごみが並べられています」(三澤肇解説委員)
19日、大阪府和泉市の住宅街を歩いてみると、いまだに「台風ごみ」が山のように積み上げられていました。回収作業が進んでいないのでしょうか?どうやら、別の理由があるようです。
「ほんまに台風のごみなんかなという感じでどんどん増えていってます。最初こんなになかったのに」(近くの女性)
ごみが日を追うごとに増えてきているというのです。何が捨てられているかというと、アイロンや…プリンターといった家電製品が出てきました。和泉市で町内会長を務める井阪さんはこんなごみを見つけました。
「ペンキか…業者が捨てていった」(和泉市上町町会長・井阪浩明さん)
並んでいるのはペンキの缶。まちのだんじり祭りを間近に控え、井阪さんは頭を悩ませていました。
「さっきも警察来てもらって話も聞いてもらったけど、だんじりが通るから道路にはみ出していて危ないと」(井阪浩明さん)
行政は無償で台風ごみの回収を進めていますが、台風の被害とは関係のないごみまで捨てる「便乗ごみ」が増えているというのです。
高石市が臨時で設けた台風ごみの集積場。ごみの処理が急ピッチで進められていましたが、ここも「便乗ごみ」とみられる大量のごみが。地元で議員秘書を務める山中栄一さんです。
「これ(ラジカセ)は直接持ち込みですよね。これは個人の不法投棄」(ボランティアでゴミ収集・山中栄一さん)
山中さんは台風の後ボランティアとしてごみの収集に回りましたが、首をかしげるようなものに数多く出くわしたといいます。
「災害で被害にあったものだけが本来こういう場所に来るんですけど。本当はお金を払って捨てないといけませんよね」(山中栄一さん)
行政も便乗ごみの対応に苦慮していて、中にはこんな悪質なケースまであるといいます。
「他市のナンバープレートの車が持ち込んでいるという話も聞いています。(災害とは)関係ないごみはご自分の責任で処理していただきたいと思っています」(和泉市生活環境課・岸田精一課長)
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