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「まるで動員」ボランティア促す通知、学事暦にまで言及
2018年9月18日05時05分
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2020年東京五輪・パラリンピックをめぐり、国が大学などに出した通知が波紋を呼んでいる。今月26日から募集が始まるボランティアの意義を強調し、学生が参加しやすいよう授業日程の変更に言及した内容。同調する動きが出る一方、自発的であるべき参加を国が促すような事態に違和感を示す声も上がる。
スポーツ庁と文部科学省からの通知
通知はスポーツ庁と文部科学省が7月26日、国公私立大や高等専門学校あてに出した。学生のボランティア参加について「将来の社会の担い手となる学生の社会への円滑な移行促進の観点から意義がある」などと強調。大学のスケジュールである学事暦を変えて期間中の授業や試験を避けることは、文科省に届け出なくてもできると説明した。
大会組織委員会や都が求めるボランティアは計11万人。18歳以上で原則10日(都募集分は5日)以上参加できることなどが条件で、夏休み中の学生を主なターゲットにする。活動内容には、会場間の車の運転▽海外要人の接遇▽ドーピング検査のサポート、といった難易度の高いものもあり、研修も欠かせない。
ところが多くの大学は7月下旬から8月上旬まで授業や試験があり、五輪期間と重なる。通知は従来の運用を変えたわけではないが、参加の意義を説くことで事実上、大会成功の鍵を握る「働き手」確保への協力を求めるものになっている。
歩調を合わせる大学も
通知に歩調を合わせるように授業日程を変える大学も出てきている。
明治大学では、例年だと五輪開…
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