18/09/07 23:28:45.78 CAP_USER9.net
地震と停電の二つのショックが北海道の政治経済の中心、人口200万人を擁する札幌市を直撃した。液状化現象で住宅が傾き、道路はいたるところで波を打った。地下鉄や鉄道はストップし、コンビニエンスストアやスーパーは薄暗い中で営業を続けたが、次第に品物不足になるなど、市民生活に大きな影響が出ている。
札幌市清田区の住宅街では、液状化現象が発生。道路に大きな亀裂が入り、複数の家屋が傾いた。道路が大きく盛り上がったり、陥没したりしたほか、マンホールが路面から飛び出したところもあった。
近くに住む男性(37)は「午前4時20分ごろ、コンビニへ買い出しに出ようとしたら、すでにこの状態だった。こんなことは初めてで驚いている」と話した。
付近は断水したままだ。生後6カ月の乳児を抱いた住人の女性(23)は「水が出ない。ミルクやおむつが足りなくなるのではないかと心配です」。
地震から10時間以上が経過した6日午後1時40分ごろ、同区の駐車場では、救急隊員が液状化で噴き出した泥に埋まっていた一ノ瀬康孝さん(60)を救助していた。一ノ瀬さんは正午過ぎに勤務先の駐車場に来たところ、別の男女が泥にはまっているのを発見。助けようとして自らも泥にはまったという。「泥がどんどん重くなり、動けなくなった」。救助活動は約3時間に及んだ。
一方、停電の影響も広がっている。札幌市内の信号機は一部をのぞき�