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2018年09月06日20時58分
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日本原子力研究開発機構は6日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で核燃料の取り出し作業中に警報が鳴り、5日の作業を中止していたと発表した。点検で異常のないことを確認したが、機構は作業の中止を公表していなかった。同県は迅速な情報公開を求めていた。
機構は8月30日、廃炉作業の第1段階に当たる燃料取り出しを開始。年内に「炉外燃料貯蔵槽」から100体を取り出して水プールに移送する予定だが、今回の警報は「工程に影響を与えるものではない」としている。
機構によると、4日午後8時40分ごろ、6体目の燃料を移送中、付着したナトリウムを洗浄する設備で弁が閉まっていないことを伝える警報が鳴った。実際は閉じていたため、作業を続行したという。