18/09/01 07:49:53.43 CAP_USER9.net
過去5年間の風疹の報告患者数の推移(2018年は第1~33週)(国立感染症研究所)
東京や千葉県を中心に、関東地方では今年に入ってから風疹の感染が急増しており、今月22日の時点で、患者の数は過去3年間の年間患者数を上回る184人にのぼっている。患者の多くはワクチン接種の機会が少なかった30~50代の男性が占めており、厚生労働省は、全国的な流行拡大の可能性を懸念している。
国立感染症研究所によると、今年に入ってから今月22日までに全国で報告された風疹患者数は184人。7月中旬ごろまでは1週間あたり0~7人程度の数で推移していたが、7月23日以降、飛躍的に増加した。
・首都圏に集中する患者
地域別に見ると、千葉県62人、東京都47人が最も多く、埼玉県の11人、神奈川県9人を合わせると全体の7割が首都圏に集中している。
患者の93%にあたる172人が成人で、このうち男性143人、女性41人と、男性が女性の3.5倍近く多い。年齢別では、特に30~40代の男性に多く(64%)、女性は20代が多い(47%)。いずれも予防接種を受けたことがないか、接種歴が不明だと答えた人ばかりだ。
風疹は発熱、発疹、リンパ腺が腫れるなどの症状が特徴で、感染しても症状が現れない場合もあれば、深刻な合併症の併発などさまざまで、臨床症状だけで風疹と診断することは難しい。
・ワクチン未接種世代の男性が大半
1990年代前半まで日本では、5~6年毎に全国的に大規模な流行を繰り返し、2004