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毎日新聞 2018年8月28日07時30分(最終更新 8月28日07時30分)
CBCテレビ(名古屋市中区)と市が共催したコンサートで、
同市南区の視覚障害者の女性(77)が購入していた席とは別の席に座らされ、歩行できるのに車いすで移動させられていたことが27日、関係者への取材で分かった。
CBCは「不適切な対応だった」とホームページで謝罪した。
CBC事業部や市障害企画課、この女性によると、7月5日に日本特殊陶業市民会館(名古屋市中区)であった「プラハ放送交響楽団」のコンサートで、
女性は4階の中央席を購入していたが、対応した会場スタッフが女性を車いすに座らせたうえ、同じ階の端の席に誘導した。
女性は開演前に本来の席への移動を申し出たが、スタッフは「5000円を追加で支払えば車いす用の席がある」と返答。結局、女性は4階の端の席でコンサートを聴いたという。
CBCは「当日は雨が降っており足元が悪いため、けがをされないよう車いすを勧めた。(端の席に誘導したのは)中央席に行くには段差があったため」と説明。
これに対し、女性は「自分が歩けることや、中央の席で聴きたいことを何度も伝えた。音楽を聴くことは生きがいで、こんなことになり悔しい」と話した。
CBCは「配慮が足りなかった」、市は「女性との意思疎通に問題があった。今後、同じことがないようにしたい」としている。【高井瞳】
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