【岡山】シベリア抑留女性の足跡を記録 岡山の研究家が自費出版at NEWSPLUS
【岡山】シベリア抑留女性の足跡を記録 岡山の研究家が自費出版 - 暇つぶし2ch1:樽悶 ★
18/08/14 03:58:46.61 CAP_USER9.net
出版した本を手に「平和の大切さを知ってほしい」と語る青木さん
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記念撮影に収まる佳木斯第一陸軍病院の看護婦ら。戦後、シベリアに抑留された=同病院友の会編「行雲流水」より
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 終戦直後に旧満州(中国東北部)からシベリア抑留された従軍看護婦らの足跡を調査した記録集「佳木斯(ジャムス)の看護婦」を、近現代史研究家で興譲館高(井原市)の非常勤講師・青木康嘉さん(66)=岡山市北区=が自費出版した。約57万5千人に上るシベリア抑留者のうち、ほとんど語られることがなかった女性たちの過酷な体験を、岡山県内の帰還者への聞き取りや現地調査を基にまとめている。
 旧ソ連に国境を接する佳木斯(現中国黒竜江省)は、岡山県出身者が多かった陸軍第十師団を抱える軍事拠点都市で、1945年8月9日のソ連参戦と同時に空襲を受けた。当時、佳木斯第一陸軍病院に勤務していた看護婦や看護見習い生ら150人は退却中に終戦を迎え、ハバロフスクの収容所や周辺の病院に移送された。
 収容所で女性たちは極寒の冬も薪取りや馬鈴薯(ばれいしょ)掘りなどの労働に駆り出された。過労や栄養失調、不衛生な住環境に耐え、看護業務では息絶え絶えになった日本人男性捕虜たちをみとった。
 戦時中の旧満州の研究を続けている青木さんは、岡山県出身の女性たちがシベリア抑留された事実を確認。県内で存命の女性2人から聞き取り調査をしたほか、関係者が残した多くの手記を入手。佳木斯やハバロフスクまで足を運び、当時の証言を検証した。
 抑留された女性たちは48年までに帰国したが、3人が病死などで果たせなかった。「生き残った人も夢でうなされるといった心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに悩まされた。こうした歴史を知り、平和の大切さを知ってほしい」と青木さんは話している。
 A5判197ページ、500部作製。千円。
 シベリア抑留 太平洋戦争終結後、旧満州や朝鮮半島で旧ソ連軍に捕らえられた日本の兵士や民間人らが、森林伐採などの労働に従事した。女性の抑留者は数百人いたとされている。ロシアの公的資料には、旧満州北部に展開した第2極東戦線における抑留者の中に367人いたとの記録が残っており、その中に佳木斯第一陸軍病院に勤務していた看護婦らが含まれるとみられる。
山陽新聞 2018年08月13日 22時49分
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