18/08/12 09:30:06.18 CAP_USER9.net
◆セコム、純利益33％増、４～６月期 警備好調
セコムが10日発表した2018年４～６月期の連結決算は、純利益が前年同期比33％増の273億円だった。
同期間として４年ぶりに最高益を更新した。
主力のセキュリティー事業での伸びに加え、米国で手がける投資事業の運用益を計上したことが全体の利益を押し上げた。
税負担が実質減ったことも寄与した。
売上高は６％増の2290億円と４年連続で過去最高を更新。
昨秋に買収したコールセンターを手がける企業の収益が３カ月分加わったことも寄与した。
売上高の６割を占めるセキュリティー事業は1337億円と１％増えた。
企業と家庭を合わせた全体の契約件数は、18年６月末時点で約320万件と前年同月末と比べて４％増えた。
家庭向けでは昨夏に発売した「セコム・ホームセキュリティＮＥＯ」がけん引。
スマートフォンを使って自宅の警備の解除などを遠隔操作できる手軽さが人気を集めた。
営業利益は１％増の296億円だった。
増収率に対し利益の伸びが小幅だったのは、警備員を含む人材の採用を増やしたためだ。
19年３月期通期の業績予想は据え置いた。
売上高は前期比３％増の１兆円、純利益は５％減の830億円を見込む。
人材採用やシステム投資を下期にかけて増やすため、７年ぶりの減益を見込む。
日本経済新聞 2018/8/10 20:30
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