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酒気を帯びた状態で私有車を運転したとして、青森県警は8日、20代の男性巡査を停職3カ月の懲戒処分とし、発表した。あわせて、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で巡査を青森区検に書類送検した。巡査は同日、依願退職した。県警によると巡査が7月23日、中型免許取得の手続きのため青森市内の運転免許センターへ行った際、センターの警察官が酒の臭いに気づき、酒気帯び運転が発覚したという。
県警によると、巡査は7月22日の午後10時ごろから約5時間にわたって、同期の同僚2人と一緒に、自宅や飲食店でチューハイやワインなどを飲んだ。翌朝、酒が抜けていないことを自覚しながら、職場に置いてあった手続きの書類を車で取りに行き、そのまま免許センターへ向かったという。県警は、巡査が免許センターに行くと知りながら引き留めなかったとして、一緒に酒を飲んだ巡査1人も所属長注意とした。県警は「組織をあげ飲酒運転撲滅に取り組んでいる最中のことで、極めて遺憾」とコメントしている。(板倉大地)
2018年8月8日22時32分
朝日新聞デジタル
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