18/08/08 17:54:09.24 CAP_USER9.net
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この夏はガルニエ宮で、インサイド・オペラとピカソ展を。
パリとバレエとオペラ座と。
August 6, 2018
6月から始まり人気を呼んでいるインサイド・オペラ。これはオペラ座内で展開されるゲームで、オペラ座やバレエなどにまったく知識がなくても楽しめる。新しいコンセプトでオペラ・ガルニエの訪問とは異なる視線で劇場内を眺められるので、大人も子どもも退屈しないようだ。
インサイド・オペラのチケットは参加時に購入もできるし、予約もできる。
www.inside-infos.fr/opera/en/index.php
モーツァルトのオペラ『魔笛』の楽譜の一部が初演の前夜に消えてしまった。オペラ座の怪人の呪いのようだ。パニックに陥るオペラ座。そこに怪人から8つの謎が突きつけられる。これが解けない限りは上演できない……。そこでインサイド・オペラの参加者が謎解きに挑戦して、失われた楽譜(8つの音符)を見つける、というゲームである。
ガルニエ宮内を上へ下へと歩き回って大理石、絵画、彫刻で飾られた建築の中に秘められた8つの謎の答えを探す参加者。18世紀風のコスチュームをつけた俳優たちが随所にいて、ジェスチャーでさりげなくヒントをくれる。彼らとやりとりしていると、なんだか、映画の撮影現場にもぐりこんだような錯覚がするのも面白い。最後は参加者が失われた楽譜を見つけ、めでたく……となり、ミニ・コンサートへ。ここでもまだ遊びが続いて、最後まで参加者を楽しませてくれる。
1時間のゲームだが、時間制限はあってないようなもの。ゲームの終了後は、自由に劇場内を散歩し、さらに館内で開催されている『ピカソとバレエ』展も見ることもできる。参加者の中には劇場の美しさに魅入られ、あるいは謎解きに疲れ、途中でゲームをリタイアして見学に回る人も。開催は9月2日までだが、好評ゆえに延長される予定があるらしい。
Inside Opéra(インサイド・オペラ)
入り口 オペラ座正面左手
開)10:00~17:30(最終入場は16:30)
休)月・火
料金:28ユーロ(大人)、22ユーロ(14歳以下)
www.inside-infos.fr/opera/en/index.php
参加者には仮面と解くべき8つの謎を書いたオペラ座の怪人からの挑戦状(英仏2カ国語あり)が渡される。
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1時間ごとに入場者全員でスタートするが、謎解きは8つの順を問わず個人の自由なペースで進められる。© David Merle
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コスチュームをつけた俳優たちが劇場内のあちこちに。何が始まったのかと、ちょっとびっくりしつつも珍しさゆえにカメラを向ける一般見学者も少なくない。
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最後はゲームの参加者も演奏に招かれて……。
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