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コラム
2018年8月6日 / 05:43 / 19時間前更新
コラム:ソフトバンク、シリコンバレーの「破壊勢力」に
Richard Beales
[ニューヨーク 3日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 既存の業界を覆すのはハイテクのスタートアップ企業と相場が決まっていたはずだが、シリコンバレーでは今、孫正義氏率いるソフトバンクグループ(9984.T)が設立した「ビジョン・ファンド」が最大の破壊勢力となりつつある。
同ファンドは配車サービスの米ウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]や中国の滴滴出行(ディディ・チューシン)から、米共用オフィス運営ウィワーク、犬の散歩アプリのワッグまで、数十の企業に投資。1000億ドルに迫るファンドの規模自体が、スタートアップ企業に資金調達手段の再考を迫っている。
ピッチブックのリポートによると、欧米のベンチャーキャピタル(VC)・ファンドが2017年に調達した資金は、ビジョン・ファンドを除くと総額420億ドル。最大級のVCですらビジョン・ファンドに比べるとちっぽけな存在だ。焦ったVCは規模拡大に動いており、大手のセコイア・キャピタルは過去最大の80億ドルを調達した。
スタートアップ企業にも打撃は及んでいる。創造的な事業モデルを考案した創業者に投資するVCは今、新たなリスク要因を検討せざるを得なくなった。ソフトバンクが競合他社を支援したらど