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バス整備で石綿被害認定、北海道
労基署が遺族に給付金
2018/8/7 21:17
©一般社団法人共同通信社
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清川勇さんの写真を手に記者会見する長男正久さんの妻美枝子さん=7日午後、札幌市
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道南バス(北海道室蘭市)の運転手だった男性が2007年に中皮腫で死亡したのは、バス整備の手伝いでアスベスト(石綿)を吸引したのが原因として、浦河労働基準監督署が遺族への給付金支給を決めたことが7日、分かった。
被害者団体と遺族が明らかにした。決定は6月4日付。
民間団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」(東京)によると、男性は平取町の清川勇さん=当時(73)。
1959年に入社し、64年4月~65年3月にはバスのブレーキパッド交換後の掃除といった補助業務をしていた。
93年に退職、2006年3月に体調を崩して腹膜中皮腫と診断され、07年1月に死亡した。