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皇太子さまは、珠洲市で開かれているボーイスカウトの日本最大級の行事「日本スカウトジャンボリー」を視察されるため、７日から２日間の日程で石川県を訪問さ れています。
皇太子さまが到着された能登空港では大勢の市民が集まり、出迎えました。
皇太子さまは、集まった市民に対してにこやかな表情で手を振って応えられていました。
皇太子さまは、７日午前中、珠洲市にある酒造会社を視察し、会社の社長からお酒ができるまでの工程などについて説明を受けられました。
廃線となった鉄道の跡地のトンネルを再活用した酒の貯蔵庫の様子を、ご覧になりました。
トンネル内の気温は１２度ほどで、皇太子さまは「涼しいですね、お酒は熟成するまでにどれくらいかかりますか」などと質問され、酒造会社の社長は「大吟醸のお酒ができあがるまで５年ほどかかります」などと説明したということです。
皇太子さまは午後から、「日本スカウトジャンボリー」の会場を訪れて、さまざまなプログラムを見学されました。
皇太子さまは、ボーイスカウトが寝泊まりするキャンプ場を訪れて、子どもたちがロープを使った飾りひもを作っている様子などを見学して、「ひもの結び方を覚えていくと役に立つこともあるでしょう」などと声をかけられていました。
その後、皇太子さまは、広場で、子どもたちが班ごとに行う競技で、いくつもの棒をひもで結んでいき、先端に旗を付けて立て高さを競う「旗立て」の様子を興味深そうにご覧になっていました。
皇太子さまが、石川県を訪問されるのは、去年６月、全国「みどりの愛護」のつどいに出席されたのに続いて２年連続、１２回目となります。
08月07日 19時00分
石川 NEWS WEB
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