【原発最前線】大詰めのトリチウム水問題 「元汚染水」の安全性、受け入れられるかat NEWSPLUS
【原発最前線】大詰めのトリチウム水問題 「元汚染水」の安全性、受け入れられるか - 暇つぶし2ch1:ニライカナイφ ★
18/07/25 15:16:40.88 CAP_USER9.net
◆大詰めのトリチウム水問題 「元汚染水」の安全性、受け入れられるか
8月30、31両日に説明・公聴会が開かれることが決まった、東京電力福島第1原発にたまり続けるトリチウム以外を除去した処理水の問題。
資源エネルギー庁が準備する説明資料では、トリチウムを含む水が事故前の第1原発や他の原発からも海に流されていることが強調され、海洋放出の結論が近いことを感じさせる。
問題は風評被害。
原発炉心を通ってきた「元汚染水」の「科学的安全性」を、人の「心」が受け入れられるかが問われている。
■「安全性」強調
7月13日の国の小委員会で示された公聴会用資料の案では、トリチウムについて「希釈された低濃度なら健康影響の心配はない」「国内の原発から海に放出されたトリチウムの年間総量は、雨に含まれる総量の1・7倍」「国内の原発から40年以上排出されているが、近郊の海水中の濃度は世界的な飲料水の基準を大幅に下回っている」-などと安全性を説明している。
処分方法は海洋放出以外にも、地層注入▽水蒸気放出▽水素放出▽地下埋設-が検討されているが、資料案では過去の処分実績、費用などから海洋放出の優位性が読み取れるものとなっている。
一方、「敷地内でのタンクの増設は限界が近づいており、いつまでもタンクにため続けることはできない」と強調。
「デブリ(溶融核燃料)取り出しの作業エリア、使用済み燃料の保管場所を新たに確保することが必要」とし、トリチウム水が構内に約89万トン、タンク約680基分を占めている状況が、廃炉作業の障害となることも指摘している。
委員からは「健康影響の心配はない、という表現は断定的すぎる」などの指摘があった。
また、近畿大工学部などが6月下旬、「トリチウムの分離除去に成功した」と発表したことについても委員から質問があり、事務局は「研究者も実用化には時間がかかるとしている」として福島第1原発での選択肢には含めない考えを示した。
■2つのトリチウム水
資料案では「事故後はサブドレン(井戸)、地下水バイパスのくみ上げ水にもトリチウムが含まれているが、濃度を計測し、管理しながら希釈せずに海洋への放出を行っている」とした事実も明記した。
タンクに貯蔵されている処理水は、原子炉内を通って汚染された水を、浄化装置を使ってトリチウム以外を除去したものだ。
捨てられずにたまり続けるトリチウム水と、放出されているくみ上げ水とで濃度以外は科学的に大差はない。
ただ、前者は「元汚染水」だという点が、その扱いに決定的な差を生じさせている。
海洋放出に反対する福島県漁連の野崎哲会長は「事故後の汚染がようやく落ち着いてきたところで、改めて汚染されたものを海に流すのは反対だ」と述べ、「タンクによる陸上保管こそがリスクが少ない」と主張する。
また、事故前からトリチウムを含む水が放出されていたことについては「聞いていなかった」と不信感をあらわにしている。
一方、自民党の東日本大震災復興加速化本部は7月12日、まとめた提言でトリチウム水の処分について「問題を先送りせず、遅滞なく解決策を見いだすこと」と求めており、海洋放出に向けた外堀は埋められつつある。
産経ニュース 2018.7.24 17:00
URLリンク(www.sankei.com)
※続きます


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch