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チリの首都サンティアゴで記者会見するバチカン(ローマ法王庁)の虐待問題調査員(2018年6月13日撮影、資料写真
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【7月24日 AFP】チリの検察当局は23日、カトリック教会の司教や司祭、一般信者ら158人が、未成年者や成人に対する性的虐待やその隠蔽(いんぺい)の疑いで捜査対象となっていると発表した。
ルイス・トーレス(Luis Torres)検察官が記者会見で明らかにしたところによると、古くは1960年にまでさかのぼる一連の事件について、144件の捜査が行われている。被害者数は266人で、うち178人が子どもや若者という。
チリのカトリック教会が直面する虐待スキャンダルで、被害の規模や関与が疑われる人数の規模が明らかになったのはこれが初めて。ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は先月、性的虐待やその隠蔽の疑惑に関連し、チリ人司教5人の辞任を承認している。(c)AFP
2018年7月24日 4:25
AFPBB News
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