18/07/18 09:52:09.21 CAP_USER9.net
水田の雑草対策にイトミミズ
(とっとり県)
*ソース元にニュース画像あり*
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
県の農業試験場が、イトミミズを活用した新しい水田の雑草対策の手法を開発し、
きょう(17日)、報道機関向けに公開しました。
鳥取県農業試験場は、有機栽培の水田では除草剤が使えず草取りなどの作業が
生産者の大きな負担となっていることから、13年前から
雑草の発生を抑える手法の研究開発を進めてきました。
その結果、水田や用水路に生息しているイトミミズの排せつ物が積もってできる柔らかい層に
雑草の発生を抑える効果があることがわかったということです。
通常よりも3か月早く3月から水田に水を張りイトミミズが活発に動くようにすると、
田んぼの表層にできる柔らかい層が厚くなって雑草の種の位置が発芽できる深さよりも深くなるため、
結果的に発芽を抑えることができます。
この柔らかい層は、肥料として稲の生育に役立つ一方、深くなり過ぎると
稲が倒れやすくなるおそれがあることから、農業試験場では、さらに研究を進め
コメの収穫量を減らさずに除草効果を高める手法を確立したいとしています。
県農業試験場有機・特別栽培研究室の、宮本雅之主任研究員は、
「多くの有機栽培農家が除草で苦労しているので、手軽に雑草を抑制できるこの方法を
さらに研究を進め、活用してもらいたい」と話していました。
07/17 20:19