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東京五輪・パラまで2年 会場や選手村の工事現場公開
2018年7月17日 17時31分東京五輪・パラ
東京オリンピックの開会式まで今月24日であと2年。東京都はオリンピックとパラリンピックに向けて整備を進める、競技会場や選手村の工事現場を報道機関に公開しました。
17日は、東京都が大会に向けて新たに整備している4つの競技会場と、選手村の工事現場が報道機関に公開されました。
江戸川区にある「カヌー・スラローム会場」は、着工から1年余りが経過し、長さおよそ200メートル、幅が平均でおよそ10メートルの競技コースの輪郭が徐々にわかるようになっています。
この会場は、国内で初めてのカヌーの人工コースで、来年5月の完成を目指しています。
また江東区の水泳会場「オリンピックアクアティクスセンター」では、地上で組み立てた重さおよそ6000トンの屋根をワイヤーを使って37メートルの高さまでつり上げる作業が行われています。
来月以降は、競泳などが行われる50メートルのメインプールや飛び込みで使うダイビングプールなど3つのプールの整備が本格化し、再来年2月に完成する予定です。
さらに中央区に整備される選手村は、オリンピック期間中に選手など1万8000人が宿泊できる施設で、21棟ある宿泊棟の一部では建物の全体像がわかるようになってきています。
宿泊棟は来年12月に完成する予定で、選手村には大会の組織委員会が食堂などの入る仮設の商業棟を、再来年の春の完成を目指して整備する計画です。
都によりますと、今回公開した競技会場の工事の進ちょく率は20%から40%程度で、おおむね順調に進んでいるということです。
それぞれの競技会場では、完成後に運営の課題を洗い出すテストイベントが行われることになっています。
東京五輪・パラ競技会場の整備進む
東京都によりますと、東京オリンピック・パラリンピックで使用する43の競技会場のうち、およそ6割は既存の施設を利用します。
一方、都が新たに整備する競技会場は8つあります。
このうち、競技会場を新たに建設するのはバレーボールなどの会場となる江東区の「有明アリーナ」、水泳の会場となる江東区の「オリンピックアクアティクスセンター」、江戸川区の「カヌー・スラローム会場」、東京の臨海部に整備され、カヌーやボートの会場となる「海の森水上競技場」の4つです。
また、既存の施設を改修して競技会場や仮設の観客席を整備するのがテニスの会場で江東区の「有明テニスの森」、ホッケーの会場で品川区と大田区にまたがる「大井ホッケー競技場」、江東区の夢の島公園の「アーチェリー会場」の3つです。
そして、バドミントンなどの競技が行われる調布市の「武蔵野の森総合スポーツプラザ」はすでに去年11月にオープンしています。
このほか卓球の会場となる東京体育館など、競技が行われる既存の施設についても改修工事が順次、始まっています。