18/07/17 10:02:19.76 CAP_USER9.net
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西日本豪雨による大規模な土砂崩れで高校3年の植木将太朗さん(18)が行方不明となっている
広島市安芸区矢野東で16日午前、1人の遺体が発見された。見つかったのは土石流で家屋全体が
流された植木さんの自宅跡。広島県警は、遺体が植木さんとみて身元の確認を進めているが、
酷暑の中で捜索活動を見守っていた同級生らは「信じたくない」と落胆した。
■「友達多く人望厚い」
「将太朗はまだ生きてるんじゃないかって信じている」。遺体が見つかったとの知らせを聞き、
駆けつけた同級生の宮原和輝さん(17)は涙をこらえるように話した。
植木さんとは小学校からの幼なじみ。放課後には公園などで野球をしたり、ドッジボールをしたりして毎日のように遊んだ。
明るい性格で地元仲間のムードメーカー。宮原さんら同級生から「将太朗」と呼ばれ慕われた。
中学から軟式テニスを始め、校内で会う度に「県総体に行きたいから練習がんばる」とうれしそうに話す姿が印象的だった。
高校では硬式テニス部に所属し、練習に励んでいた。中学卒業後には同窓会を企画するなど「友達が多くて人望が厚かった」という。
そんな中、6日夜に友人から「将太朗と連絡が取れない」と知らされた。
■同級生らがスコップで土砂除去
後日、宮原さんは他の同級生にも声をかけ、警察などの捜索を見守る植木さんの母親(45)らがいる現場に駆けつけた。
大勢の同級生や近隣住民らがスコップで土砂を撤去するなどして植木さんの行方を捜していた。
幼なじみで同級生の北川真衣さん(17)は「一刻も早く見つかってほしいとの思いだけだった」と話す。
連絡から10日後のこの日、植木さんとみられる遺体が見つかった。発見された現場の周辺では、警察などによる遺体の搬送を
多くの近隣住民らが手を合わせながら見つめていた。親族の男性は「今は言葉になりません」とうなだれた。