【謎の米退役軍人】自殺した第2次大戦の退役軍人は8歳児の身元を盗んでいた 動機は謎at NEWSPLUS
【謎の米退役軍人】自殺した第2次大戦の退役軍人は8歳児の身元を盗んでいた 動機は謎 - 暇つぶし2ch1:みつを ★
18/07/15 05:03:46.77 CAP_USER9.net
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第2次大戦の退役軍人が8歳児の身元を盗んでいた 動機は謎
2018.07.14 Sat posted at 20:00 JST
(CNN) 第2次世界大戦で名誉戦傷章を授与され、妻と3人の子どもと暮らしていた退役軍人。しかしその彼は1964年に行方をくらまし、全米を転々とした上、何年も前に亡くなっていた8歳男児の身元情報を盗み取った。
この事件は10年以上にわたり捜査関係者を困惑させていた。米連邦保安官のピート・エリオット氏は「オハイオ州北東部で最大級の謎」と形容している。
しかしDNA検査の助けもあり、最近になって事件のピースは一部がそろった。
以下ではこの複雑な物語を初めから追っていく。
盗まれた身元情報
2002年、当時76歳だった「ジョセフ・ニュートン・チャンドラー3世」を名前に持つ男性は、オハイオ州クリーブランド近郊のアパートでドアと窓に鍵をかけた。そしてエアコンを切り、カレンダーの日付に印をつけた上で、バスルームに入って自殺した。
警察が遺体を発見したのは約1週間後。しかし夏の暑さで遺体は腐敗していた。遺体から指紋を採取することはできず、そのまま火葬に付された。
警察が「ジョセフ・ニュートン・チャンドラー3世」の名前でデータベースを検索したところ、男性が8歳男児の身元情報を盗んでいたことが判明した。この男児は1945年の交通事故で両親とともに死亡していた。
「ジョセフ・チャンドラー君は自分の人生を生きるチャンスに恵まれなかったが、別の何者かが代わりに彼の人生を生きた」(エリオット氏)
チャンドラーの名で通っていたこの男性は、電気技師や製図工として働いていた。同僚の間では、変わり者で高度に知的だが、家族も友人もいない孤独な人間との評判だった。
知人らは男性が「やつらが迫っている」といって姿を消し、数日から数週間後に自宅に戻ってくることがあったと証言する。
男性はアパートのスーツケースに荷物をまとめておき、いつでも姿を消せる態勢を整えていた。死亡時には銀行口座に8万2000ドルが残されていた。
エリオット氏は「彼が何から逃げていたのかは分からない」と話す。
殺人鬼「ゾディアック」か、D・B・クーパーの名で知られる謎のハイジャック犯ではないかとの説も出た。しかし実際のところ、チャンドラー君の名前と身元情報を盗む前の男性の正体は誰にも分からなかった。
やがて事件は迷宮入りした。
突破口
新たな手がかり浮上したのは2014年。米連邦保安官が事件を引き継いだときのことだ。男性が死の2年前に病院を訪れており、そこで組織のサンプルを採取されていたことが判明した。
医師らは家系調査やDNA検査といった新手法の助けも借りつつ、数十年にわたりチャンドラーとして生きていた男が「ニコラス」か、それに近い名字を持っていたことを突き止めた。
この手がかりを受け、最終的には18年3月に当局者が男性の息子にたどり着いた。2人のDNAは一致しており、そこから全ての線がつながった。
ジョセフ・チャンドラーとして知られていた男性の真の名前は「ロバート・アイバン・ニコルズ」。第2次大戦で従軍したインディアナ州生まれの海軍退役軍人で、失踪時には妻と3人の子どもを後に残していた。
息子のフィル・ニコルズさんは記者会見で「写真を見た瞬間、彼だと分かった」と明かした。
男性は1945年に乗り込んでいた艦船が爆撃を受け、名誉戦傷章を授与された。家族によれば、軍服は後日になって燃やしている。64年、男性は妻に家族を捨てる、理由は「いずれ」分かると告げた。
(リンク先に続きあり)
「ジョセフ・チャンドラー3世」の身元を盗んだ男性の若い頃の写真/WEWS, U.S. Marshals
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ロバート・ニコルズ氏の身分証明書の写真/WEWS, U.S. Marshals
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