18/07/06 21:14:08.06 CAP_USER9.net
活発な前線の影響で、中国地方と九州北部では断続的に非常に激しい雨が降り記録的な大雨となっていて、気象庁は6日午後、広島県、岡山県、鳥取県、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨の特別警報を発表しました。気象庁は、数十年に一度しかないような災害が差し迫っているとして、土砂災害や川の氾濫、浸水に最大級に警戒するとともに、周囲の状況を確認し直ちにに安全を確保するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、本州付近に停滞する梅雨前線の活動が活発になっているため大気の状態が非常に不安定になり中国地方や九州北部などには発達した雨雲が次々とかかり続けています。
午後8時までの1時間には、広島県の東広島市八本松で52.5ミリ、広島県呉市で51.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、福岡県久留米市の耳納山で47ミリ、長崎県雲仙岳で44ミリ、岡山県新見市の千屋で31.5ミリの激しい雨を観測しました。
福岡県添田町と佐賀県伊万里市では72時間に降った雨の量が500ミリ前後に達したほか、広島市や岡山県新見市では、この48時間に降った雨の量が300ミリ前後に達し、いずれも平年の7月1か月分の雨量を超え、統計を取り始めてから最も多くなっています。
気象庁は、これまでに降った大雨で数十年に一度しかないような災害が差し迫っているとして、午後5時すぎ、福岡県と佐賀県、長崎県に、午後8時前、広島県と岡山県、鳥取県に大雨の特別警報を発表しました。
これらの県以外の西日本と東日本でも各地で記録的な大雨となっていて、広い範囲で川の氾濫や土砂災害の危険が高まっています。
午後8時現在、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、広島県、岡山県、山口県、島根県、兵庫県、京都府、滋賀県、それに岐阜県では、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えている川があります。
また、土砂災害の危険性が非常に高まり、自治体が避難勧告などを出す目安とされる「土砂災害警戒情報」が各地に発表されています。
発表されている地域があるのは、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、広島県、岡山県、鳥取県、山口県、島根県、香川県、愛媛県、徳島県、高知県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、長野県、福井県、石川県、岐阜県です。
今後の雨の見通しです。
前線の活動が活発な状態が続き、広島県と岡山県、鳥取県では7日朝にかけて、非常に激しい雨が降り続けるおそれがあるほか、福岡県、佐賀県、長崎県では8日夕方にかけて、局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が断続的に降る見込みで、広い範囲で過去の大雨を上回る記録的な大雨になるおそれがあります。
7日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、四国で400ミリ、九州で300ミリ、関東甲信と近畿、東海、中国地方で200ミリ、北陸で150ミリと予想されています。
さらに7日夕方から8日夕方までの24時間には、四国で100ミリから200ミリ、北海道で100ミリから150ミリ、九州、中国地方、近畿、東海、北陸、関東甲信、それに東北で、50ミリから100ミリの雨が降る見込みです。
大雨となっている地域では、今後の雨でさらに川が増水して氾濫の危険性が高まり、土砂災害の危険性もさらに高まるおそれがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫、浸水に、最大級の警戒をするよう呼びかけています。
■各地で大雨
気象庁によりますと、広島県、岡山県、鳥取県では午後8時までの48時間に降った雨の量が平年の7月1か月分の雨量を超えているところがあります。
鳥取県智頭町と、岡山県新見市でいずれも308.5ミリと平年の7月1か月分と比べて1.3倍になったほか、東広島市志和で307ミリ、広島市で297ミリ、鳥取市佐治で282.5ミリ、岡山県津山市で269ミリと、いずれも平年の7月1か月分の雨量に匹敵する大雨になっています。
■大雨特別警報が発表された市町村
広島県
広島市、呉市、大竹市、廿日市市、江田島市、府中町、海田町、熊野町、坂町、三原市、世羅町、東広島市、三次市、庄原市、安芸高田市、北広島町、神石高原町、竹原市
岡山県
吉備中央町、井原市、高梁市、新見市、真庭市、津山市、鏡野町、美咲町、美作市、奈義町、西粟倉村
鳥取県
鳥取市南部、若桜町、智頭町、八頭町
2018年7月6日 21時02分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
★1が立った時間 2018/07/06(金) 19:41:59.58
前スレ
スレリンク(newsplus板)