18/07/06 05:16:58.10 CAP_USER9.net
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去年7月の九州北部豪雨で、34人が犠牲となった朝倉市で市が主催する追悼式が行われました。
豪雨の際に避難所となった朝倉市の施設、「サンライズ杷木」で午前10時半から行われた追悼式には、
遺族などおよそ400人が出席しました。
会場では参列者全員で黙とうしたあと、地元の朝倉高校の生徒が、ふるさとをたたえる歌を合唱しました。
朝倉市の林裕二市長は、「去年の恐ろしい豪雨は山林や田畑、住宅を押し流し、私たちのふるさとの朝倉を
想像を絶する姿に変えてしまった。ふるさとを取り戻すため全力で取り組んでいきたい」と述べました。
このあと遺族を代表して、豪雨で両親を亡くした井上洋一さん(58)が、
「今も現実として受け止めることができません。災害はひと事ではないと残酷な形で思い知らされました。
今も雨が降るたびに両親のことを思い浮かべます」と話しました。
また、豪雨で妻と娘、それに1歳の孫を失った渕上洋さん(66)が、「豪雨のあと自宅に戻ると家は
流木と土砂で押しつぶされていました。信じられない思いで言葉が出ませんでした。
娘には何があってもお父さんが守るといったのに、それができず、残念でなりません」と話しました。
このあと参列者が花を手向け、犠牲者に祈りをささげました。