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児童が養殖カキの種付け体験 半年間の成長観察も
養殖カキの産地として知られる相生湾で15日、地元の相生小学校(兵庫県相生市川原町)の3年生8人が、カキの「種付け」を体験した。
漁業者から手ほどきを受け、カキの幼生が付着したホタテの貝殻を1枚ずつロープに編み込んだ。
相生湾では、約180台の「カキいかだ」が浮かび、年間約500トンを水揚げしている。
古里を学ぶ授業の一環で同小3年は毎年、相生漁協の協力を得てカキ養殖を体験している。
児童らは漁船でいかだが浮かぶ沖合に移動。貝殻の両面にびっしりと付着した米粒ほどの幼生に、
女児(8)は「カキの赤ちゃんがこんなに小さいと思わなかった」と驚いていた。漁業者は「半年後には出荷できるほどに大きく成長する」と説明した。
2018/06/15 20:35
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