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大阪北部で震度6弱を観測した地震で小学校のブロック塀が倒壊して女子児童が死亡した問題で、3年前に専門家からブロック塀の危険性を指摘されていたことが分かりました。
大阪府高槻市立寿栄小学校では21日に保護者説明会が開かれ、田中良美校長と教育委員会の担当者が心のケアや安全の確保について説明しました。一方で、ブロック塀が倒壊した詳しい原因などは調査中として明らかにされませんでした。
保護者:「分からないとか検討しますとかふんわりした回答が多かった」
高槻市は、倒壊したブロック塀が違法建築だったとして管理責任を認めています。説明会後の会見で田中校長は、2015年に防災の専門家からブロック塀の危険性を指摘され、市の教育委員会に点検の依頼をしていたことを明らかにしました。
市教委は点検の結果、危険はないと学校側に報告したということです。市教委は、改めて保護者へ事故原因の説明の場を設けるとしています。
テレ朝ニュース 2018/06/22 05:50
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<大阪震度6弱>ブロック塀危険性 外部専門家が2度指摘
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大阪府北部を震源とする地震で倒壊した同府高槻市立寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀を巡り、3年前に外部から危険性を指摘されていたことについて、高槻市教委の樽井弘三教育長らが22日、緊急の記者会見を開き、「指摘を生かして事故を防ぐことができなかったのは痛恨の極み」と謝罪した。学校側には2度の指摘があり、市教委は職員による打音検査などの簡易点検を実施し、「安全性に問題はない」としていた。検査した職員は、建築職として採用されたが、ブロック塀の違法性に気付かなかったという。
指摘していたのは、2015年11月2日に同校で防災教室の講師を務めた防災アドバイザーの吉田亮一氏(60)。吉田氏は同日、子どもたちの登校風景や校区内を確認し、学校周辺や今回の地震で倒壊したプールサイドのブロック塀の危険性について、校長や教頭に口頭で伝えていた。
さらに、1981年の建築基準法施行令の改正で、ブロック塀の耐震規制が強化されたことを念頭に、「35年以上前に建てられたブロック塀は注意が必要」「危機感を持つこと」などと記した報告書を作成。12月7日に学校側にメールで送った。学校からはその後の対応についての連絡はなかったという。
高槻市教委によると、同校の田中良美校長は16年2月25日、別の用事で同校を訪れた市教委学務課の職員2人にブロック塀の点検を依頼。うち1人は建築職としての採用で、目視による確認と点検用の棒でたたく打音検査を実施し、塀に傾きやひび割れがないことから、「安全性に問題はない」と判断していた。17年1月にも業者に依頼して定期点検を実施していたが、点検結果の報告書については「業者の記憶が曖昧で、当時の安全状況を確認している」と説明していた。
市教委によると、同様の点検や補修は年間約1000件あり、問題がない場合は報告されないという。樽井教育長は、「日常の点検の中で甘さがあったと思う」と問題があったことを認めた。吉田氏は「ブロック塀の点検は専門業者に依頼しなければならない。市教委は危機感が足りなかったのではないか。守れたはずの命が守れなかったとすれば、非常に残念だ」と話した。
18日の地震では、寿栄小のプールの外壁にあたるブロック塀が約40メートルにわたって通学路側に倒れ、登校中だった同小4年、三宅璃奈(りな)さん(9)が下敷きになって亡くなった。市教委はブロック塀について、基礎部分(高さ1・9メートル)にコンクリートブロック(1・6メートル)が積まれて計3・5メートルの高さがあり、建築基準法が定める基準(2・2メートル以下)に適合していなかったことを認めている。浜田剛史市長も三宅さんの両親と面会し、「市に責任がある」と謝罪している。【池田一生、大久保昂、津久井達、真野敏幸】
毎日新聞 6/22(金) 13:26
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★1が立った時間 2018/06/22(金) 12:47:07.13
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