18/06/20 03:35:14.29 CAP_USER9.net
◆メルケル首相とゼーホーファー内相、歩み寄り＝難民めぐりドイツ政権危機
ドイツのメルケル首相は１８日、難民政策をめぐり対立するゼーホーファー内相が求める一部難民の強制送還について、周辺国との合意を目指す方針を示した。
即時送還を求めていた内相も、６月中は待つことを認め歩み寄った。
ただ、連立政権崩壊の危機は終わっていない。
内相は、他の欧州連合（ＥＵ）諸国で登録済みの難民に独入国を許さず、国境沿いでイタリアやギリシャといった最初の登録国に送り返すよう主張している。
首相の同意がなくても「内相権限で実行する」と警告していた。内相は、首相率いるキリスト教民主同盟の姉妹政党、キリスト教社会同盟の党首。
内相の造反は、両党の決裂に結び付き、メルケル政権は崩壊する恐れがある。
首相は２８、２９の両日に開かれるＥＵ首脳会議で、イタリアなど関係国との２国間合意を目指す。
ただ、メルケル首相自身が１８日、党の会合で「ドイツがどう行動するかで欧州がまとまれるかが決まる」と語った通り、送還の調整は難航が予想される。
ドイツの政治危機再燃の恐れは大きい。
■写真
１８日、ベルリンで、党首を務めるキリスト教民主同盟の会合後、記者会見するメルケル首相
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１８日、ドイツ南部ミュンヘンで、自身が党首を務めるキリスト教社会同盟の会合後、記者会見に臨むゼーホーファー内相
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AFPBB News 2018年06月18日23時11分
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