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2018年6月17日 4時32分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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米朝首脳会談を受けて見直しの必要性を指摘する声もある新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備について、小野寺防衛大臣は今週にも、候補地の2つの県を訪れ、弾道ミサイルが脅威である状況は変わっていないとして理解を求める方針です。
北朝鮮の弾道ミサイル対策として、政府は新型迎撃ミサイルシステム、イージス・アショアを今後5年程度で2基、配備する方針です。
しかし、自民党内からは「導入には高額な予算が必要で、米朝関係が変化する中、方針を検討し直す必要があるのではないか」といった声も出ています。
小野寺防衛大臣は今週にも、イージス・アショアの配備先の候補地となっている秋田県と山口県を訪れ、知事や自治体の関係者らと面会することにしています。
そして、米朝首脳会談では日本を射程に収める短距離や中距離のミサイルの廃棄は約束されておらず、脅威である状況は変わっていないとして、予定どおり配備を進める方針を説明することにしています。
また、地元住民の不安解消につなげるため、地質調査をはじめとした配備に向けたスケジュールなども丁寧に説明し、理解を求めることにしています。