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【のぞみ号人身事故】台車亀裂問題の教訓どこへ 専門家「組織の末端まで浸透していない」 - 暇つぶし2ch1:みつを ★
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のぞみ号人身事故、台車亀裂問題の教訓どこへ 専門家「組織の末端まで浸透していない」
2018.6.15 15:28
 博多発東京行き山陽新幹線「のぞみ176号」が博多-小倉間で人をはねた事故で、JR西日本の運転士と駅員が、異常音や車両のひび、血痕などの「異常」を把握しながら、運行を続けていたことが明らかになった。JR西は昨年12月、新幹線の台車亀裂問題をめぐる現場社員の対応を受けて、安全が確認できない場合は「躊躇(ちゅうちょ)なく止める」という方針を改めて掲げていたが、実行に移せなかった。専門家は「安全最優先の取り組みが組織の末端まで浸透していない」と指摘している。
 新幹線の安全管理をめぐっては昨年12月、新幹線のぞみの台車から破断寸前の亀裂が見つかり、発車直後から乗務員らが異音や異臭など30件もの異常を確認しながら、約3時間にわたって運行を継続させたことが問題となった。
 これを受けてJR西は、「異常がないことを確認できない場合は、躊躇なく止める」との方針を表明。実際、亀裂問題以降、4月17日までに異音などの理由で新幹線を停車させた件数は18件に上り、昨年4~12月の1件に比べて急増した。
 JR西の内規では、走行中に鳥など小動物と衝突した場合はただちに停止させる必要はないが、運転指令への報告は必要と定められている。
 今回の事故で、のぞみの運転士は何かにぶつかったようなドンという異常音を感知した際、「小動物と接触した」と判断し運転を継続。一方、のぞみが小倉駅を出発した際、ホームで発着時の安全確認の業務を行っていた駅員は、先頭車両にひびと血のりが付着しているのを確認したが、同様に鳥などとぶつかった痕跡だと考え、出発の合図を送っていた。
 JR西は、異常を確認しながら運行を継続させた運転士と駅員の対応について、「安全と判断して運行を継続させたという判断に誤りはなかったが、対応が一部不適切だった」とした上で、「事故の発見が遅れ、多くのお客さまにご迷惑をかけた。社員教育を徹底させたい」と謝罪した。
 鉄道の安全に詳しい安部誠治・関西大教授は、運転士の対応について「車両に鳥がぶつかり音がするケースはよくあることで、判断ミスとは言い難い」としたうえで、駅員については「血のりやひびを確認したのであれば、明らかに運行をやめて点検すべき事案。JR西は安全最優先の取り組みを進めているが、それが末端まで行き届いていない。止めるという判断ができなかった要因を突き詰める必要がある」と話した。


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