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民家から盗んだキャッシュカードで現金を引き出したとして窃盗罪などに問われた元毎日新聞大阪本社制作技術局長でフリーライター、藤原規洋(のりひろ)被告(63)=兵庫県西宮市=の判決公判が11日、神戸地裁で開かれ、川上宏裁判官は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年6月)を言い渡した。
川上裁判官は判決理由で「犯罪報道に携わる新聞社で幹部を務めていた」にもかかわらず「常習的、職業的に犯罪を重ね、相当に悪質」と非難。一方、被害の大半を弁済していることなどから執行猶予とした。
判決によると、藤原被告は平成27年12月~昨年10月、兵庫県三田市内の民家に侵入し、キャッシュカードなどを窃取。さらにコンビニのATM(現金自動預払機)で現金計約115万円を不正に引き出した。
判決後、藤原被告は取材に「生活を立て直し、罪を償いたい」と謝罪。毎日新聞社大阪代表室は「元幹部社員に有罪判決が出たことを重く受け止め、お詫びします」とコメントした。
2018.6.11 11:08
産経WEST
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