【風吹けば】不漁が続くニホンウナギ 稚魚到来に太平洋の風が影響、進む生態解明at NEWSPLUS
【風吹けば】不漁が続くニホンウナギ 稚魚到来に太平洋の風が影響、進む生態解明 - 暇つぶし2ch1:ガーディス ★
18/06/04 20:11:43.80 CAP_USER9.net
 ニホンウナギの不漁が続いている。今年の原因は稚魚の「シラスウナギ」が減ったからではなく、日本沿岸を訪れる時期がずれ込んだためらしい。最近の研究で稚魚が生まれる場所や、回遊ルートに及ぼす風の影響などが判明し、謎だった生態の一部が見えてきた。
 日本の河川で育ったニホンウナギは産卵期が近づくと、太平洋を南下しマリアナ海溝付近で産卵する。孵化(ふか)した幼生は北赤道海流に運ばれて西へ向かい、フィリピン沖から台湾沖へ北上。その後は黒潮に乗り、稚魚のシラスウナギとなって日本に戻ってくる。
 日本の養殖ウナギの大半は、沿岸にたどり着いた稚魚を12~4月の漁期に捕まえて、養殖池に入れて育てている。昨年12月の池入れ量は前年同月比97%減のわずか0・2トンにとどまり、今期は空前の不漁が懸念されていた。
 だが漁獲量は徐々に増え、4月末までの池入れ量は計14トンに。水産庁によると2003年以降では13年に次ぐ少なさだが、前年の7割程度を確保でき、かば焼きが食べられなくなる事態は回避された。
 この理由について、水産研究・教育機構中央水産研究所の黒木洋明グループ長は「稚魚の量が急減したというより、日本近海に来る時期が遅くなったことが原因の一つだろう」とみている。
 確かに過去2年間の池入れ量のピークは12~1月だったが、今期は3月と大きくずれ込んだ。国内で禁漁となる5月以降も、日本沿岸にかなりの稚魚が来遊していることが水産関係者から報告されているという。
台湾沖で稚魚に
 日本に戻ってくるウナギは全て稚魚で、幼生のまま来ることはない。幼生がどこで稚魚に姿を変えるかは謎だったが、同研究所は台湾の東方沖で稚魚に変態する途中の個体を多数採取。変態中のウナギが同じ海域で大量に見つかった例はなく、ここが稚魚の古里らしいことが分かった。
 この海域には直径数百キロの大きな渦がいくつもあり、自ら泳ぐ力がない柳の葉のような形の幼生(レプトセファルス)を取り込んでいく。福田野歩人(のぶと)研究支援職員は「幼生は渦の中で変態し、稚魚になって泳ぐ力がつくと渦を抜け出して黒潮に乗るのではないか」とみている。
稚魚は黒潮の早い流れにいったん乗ると、最速約1週間で日本近海に到着する。日本への到着時期が数カ月も前後するのは、いつ台湾沖を訪れ、渦を脱出するかが鍵を握っている可能性がある。産卵時期や成長速度、海流の向き、渦の強さなどで変動すると考えられるが、詳しい研究はこれからだ。
続きは>>2以降に
URLリンク(www.sankei.com)
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