18/05/23 16:10:40.37 CAP_USER9.net
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県内でアヘン系麻薬の原料となるケシの発見が相次いでいる。山や庭先などで自生する株が見つかるほか、
不正植物とは知らずに観賞用として栽培しているケースもある。県は6月末まで「不正大麻・けし撲滅運動」を展開して注意喚起している。
ケシの仲間は、春から夏にかけて色鮮やかで美しい大きな花を咲かせる。ガーデニング用として人気があるが、
種類によっては法律で免許を持つ人以外の栽培が禁止されている。
竹田市内では21日、県豊肥保健所職員と竹田署員が民家を訪問。
庭先から栽培してはいけないケシ約50本を抜き、ビニール袋に入れて回収した。巡回中の署員が偶然見つけたという。
住民の80代男性は「自然に増えていった。花がきれいで違法とは知らなかった」と驚いていた。
栽培禁止のケシは、ソムニフェルム種のケシとアツミゲシ、ハカマオニゲシ。県薬務室によると、
例年5千本ほどが見つかり、処分している。2017年度は7700本だった。
同室は「似た種類があり、違法だと気付いていない人もいる」と指摘。違法なアツミゲシは合法なヒナゲシと間違えることも多く、
「つぼみの凹凸や葉の形で見分けることは可能」と注意を促す。不審な植物を見たら保健所や警察に通報するよう呼び掛けている。