18/05/04 14:00:37.20 CAP_USER9.net
約1年前から群発地震が続いていた米国のイエローストーン国立公園では、世界最大の間欠泉スチームボート・ガイザーが、4年ぶりに熱水の噴出を起こしているとして、『ワシントン・ポスト』をはじめとする大手メディアが大きく報じている。
アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがるイエローストーンは、ご存知のように複数の間欠泉が存在することで人気の観光スポット。
一般的に知られるのは、一定間隔で30メートルの高さに熱水を噴き上げるオールド・フェイスフル・ガイザーと、虹色の熱水泉グランド・プリズマティック・スプリングだが、なかでも相当運が良くなければ見られないという意味で、人気なのが世界最大のスチームボート・ガイザーだ。
1911年から1961年までの50年間は、一切噴出しない休止期間があったスチームボート・ガイザーは、いつ噴き上がるか誰も予測がつかないが、いったん噴出すると、オールドフェイスフルを大きく上回って、高層ビルの20階以上に相当する90メートルまで熱水が到達することもあるという。
めったに見られないはずの噴き上げが、今年3月15日、4月19日、4月27日と過去6週間で三回も相次いだことで、複数のメディアが「蒸気船(=steamboat)が目覚めた」と注目している。
米地質調査所(USGS)の火山観測所(YVO)や国立公園局によると、スチームボート・ガイザーがあるノリス・ガイザー地区周辺は現在、冬の間の積雪がまだ溶けていないことから、公開休止期間中のため、誰も熱水に巻き込まれたものはいなかった。しかし、4月27日の三回目は今季最大で、約2