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4月28日 17時05分
紛争のさなかに学校が攻撃されたり軍事利用されたりするのを防ごうと、策定された国際的な政治宣言に日本も調印すべきだとして、高校生たちが２８日、都内で署名を集める活動を行いました。
２８日は、都内の「かえつ有明高校」の生徒１５人が、豊島区にある商店街で署名を集めました。
世界各地で続く紛争では、学校が攻撃されたり、武装勢力の拠点に使われたりして戦闘に巻き込まれるケースが後を絶たず、国際社会は３年前、学校の軍事利用を防ぐことなどを盛り込んだ「学校保護宣言」を策定しました。
これまでに７４か国が調印しましたが、日本政府は内容の一部が現実的ではないなどとして調印しておらず、生徒たちは「多くの国で、子どもたちが安全に教育を受けられていない」などと訴えて署名に協力するよう呼びかけていました。
生徒たちは、長崎と沖縄の高校生とも協力して２０００人を目標に署名を集め、来月には防衛省と外務省に提出したいとしています。
「かえつ有明高校」３年生の桶谷里緒さんは「学校が紛争に巻き込まれていることにショックを受けました。私たちの力は小さいですが国を動かすきっかけになれたらと思います」と話していました。
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