18/04/13 08:54:09.32 CAP_USER9.net
英国で起きたロシアの元スパイら殺人未遂事件を巡り、使用された薬物の調査をしていた化学兵器禁止機関(オランダ・ハーグ、OPCW)は12日、使用されたのは、旧ソ連で開発されたとされる猛毒の神経剤「ノビチョク」であるなどと認定した英国の調査結果を追認した。ただ、どこで製造されたかについては言及しなかった。
OPCWは英政府の要請を受け、薬物のサンプルを分析していた。この日の発表では、毒物の純度は高かったと指摘した。ただノビチョクという名前は出さず、製造された国などについても触れなかった。
一方、英国のジョンソン外相は調査結果を歓迎する声明を発表。「何が使われたかを疑う余地はなく、誰の責任かこれ以外の説明はない。ロシアだけに手段や動機、前科がある」と改めてロシアを非難した。調査結果を受けて対応を協議するため、18日にOPCWの執行理事会を招集し、「ロシアは答えを出す必要がある」とした。
対するロシア側はあらためて関与を否定。外務省のザハロワ報道官は調査結果について「山ほど疑問がある」と述べ、さらなる調査のためにロシアの専門家を加えるよう求めた。(ブリュッセル=津阪直樹、ロンドン=下司佳代子)
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