18/04/11 17:14:38.42 CAP_USER9.net
訪日外国人観光客が年々増える中、急に病気になった外国人が病院などで治療を受けた後に医療費を支払わないケースが多発しているのが分かった。
厚生労働省の調査によると、外国人患者を受け入れたことのある医療機関のうち、3割が不払いの経験があった。
政府は訪日客の急増で医療機関に生じる想定外の負担を懸念し、5月にも総合対策をまとめる。
厚労省が3761の医療機関を対象に2016年に実施した調査によると、回答があった1710機関のうち、約6割で外国人が入院し、
約8割が外来で訪れた。
外国人を受け入れたことのある1378機関のうち、35%が1年間に不払いを経験した。調査は日本に住む外国人患者も含むが、
政府関係者は「言語などが不慣れですぐに帰国する訪日客に関するトラブルが多い」としている。
例えば、訪日客が多く訪れる沖縄。同県の医師会による17年の調査では、回答した19病院の約3割で不払いがあった。
中でも、脳梗塞や急性大動脈解離などの事例で260万~500万円超に上るケースも見られた。
不払いの一因は、旅行保険に加入する外国人が少ないことだ。欧州などでは保険加入をビザ取得の条件にする国も多いが、
日本は事実上未対応。自己負担が膨らんで支払えず、病院が泣き寝入りせざるをえなくなる。
病院側の受け入れの問題もある。どんな医療を施すか事前に相談しなかったため、
高額な治療費の請求段階で反発して支払わないケースも少なくないという。現金しか受け付けない病院で、
外国人患者の決済手段がなく結果的に不払い�