18/04/03 15:19:09.86 CAP_USER9.net
先月末、火山活動が激化する南太平洋のバヌアツ・アオーバ島で爆発的噴火が相次いだ。噴火後に島を襲った豪雨の影響で、火山灰や土砂が雨と混じって大規模な土石流が発生し、民家30軒が全壊し、100人以上が被災した。
アオーバ島の火口湖中央に位置するマナロ・ヴォイ火山は先月下旬から噴火活動が激化し、すでに昨年9月の噴火時を上回る大量の火山灰が飛散し、村の小中学校の校舎は腰までの高さに降り積もった火山灰に埋もれた状態で、コーヒーやココヤシ農園も壊滅状態だ。
先月30日から31日にかけては、マグマ爆発が相次ぎ、黒い噴煙は10キロ以上離れた近隣の島からもはっきり見えた。この噴火直後に降った大雨の影響で、今月1日には島の北部で大規模な土石流が発生。子供の背丈ほどもある巨大な岩が33軒の民家を押し流し、住民124人が家を失った。
バヌアツ政府は、40万米ドル(約4230万円)相当分の緊急支援物資の提供を決めたが、アオーバ島選出のアリクソン・ヴィラ議員は「このまま手をこまねいているばかりでは、島民生活は破綻してしまう」として、政府に対し、緊急事態を宣言して島民を島外に脱出させ、本土に避難所を開設するよう強く求めている。
バヌアツ・アオーバ島の30日の噴火
URLリンク(www.hazardlab.jp)
バヌアツ・アオーバ島を襲った土石流
URLリンク(www.hazardlab.jp)
火山灰や酸性雨が降った土壌では、家畜の餌になる草木も全滅した
URLリンク(www.hazardlab.jp)
※ソース先に動画あります
2018年04月03日 11時40分
ハザード・ラボ
URLリンク(www.hazardlab.jp)