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学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書の改ざん問題で、参院予算委員会は27日午前、改ざん当時に財務省理財局長だった佐川宣寿のぶひさ・前国税庁長官の証人喚問を行った。
佐川氏は改ざんは理財局だけが行い、安倍首相や麻生財務相ら外部からの指示はなかったと証言した。動機や経緯に関しては、「私が捜査の対象で刑事訴追を受けるおそれがあるので、答弁を差し控えたい」と証言を拒否した。
改ざんは、国有地の貸し付けや売却に関して2016年6月までに決裁された14の文書で行われた。
佐川氏は喚問で、「国会に大きな混乱を招き、行政の信頼を揺るがす事態になった。当時の担当局長として責任はひとえに私にある。深くおわびしたい」と謝罪した。
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