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北方領土の色丹島でアメリカ企業がディーゼル発電所の建設を行うことをロシア側が明らかにしました。
これはサハリン州のコジェミャコ知事が12日、明らかにしたもので、色丹島で水産加工工場用の電力を供給するディーゼル発電所の建設にアメリカ企業が投資することが決まったということです。今年の9月までに5メガワットの発電所が建設される予定で、来年には30メガワットに拡大する予定だということです。
北方領土をめぐっては現在、日ロ両政府が共同経済活動を模索していますが、合意形成には時間がかかりそうで、去年、ロシアは色丹島で独自の経済特区の設置に踏み切りました。今回のアメリカ企業の進出はロシアの法律の下で行われますが、日ロ協議が進む目の前でロシアの実効支配がさらに進むことになります。
3月13日
TBSニュース
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