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朝霞・少女誘拐監禁事件 寺内被告に懲役9年判決
2018/03/12 11:49
URLリンク(news.tv-asahi.co.jp)
埼玉県朝霞市で少女を誘拐して監禁したなどの罪に問われている男の裁判で、さいたま地裁は懲役9年の判決を言い渡しました。
(社会部・古武家朋哉記者報告)
去年8月の判決公判では、「私は森の妖精です」などと不規則発言を続けて判決が延期されていた寺内樺風被告(25)ですが、12日の法廷では、厳しい表情で入廷し、裁判長を見据えたまま身動きすることなく判決を聞いていました。寺内被告は2014年3月、朝霞市で当時中学1年の少女(17)を誘拐し、千葉市などの自宅で約2年間監禁するなどした罪に問われています。12日の裁判で、さいたま地裁は「事前準備など犯行に計画性があり、完全責任能力を有していた」と指摘した一方、「誘拐対応は巧妙とは言えず、物理的拘束も緩やかで、暴力や暴言も認められない」として、検察側が求めた懲役15年に対し、懲役9年の判決を言い渡しました。