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東京電力は3日、福島第1原発がある福島県大熊町の沖合4キロで、調査のため採取した魚「カナガシラ」から1キロ当たり358ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。国の基準値(同100ベクレル)を上回るが、漁業者が試験操業を行っている海域ではない。
東電によると、カナガシラは定期的に実施しているモニタリングの一環で2月22日に採取した。仮に200グラム食べた場合、被ばく線量は胸部レントゲン撮影の50分の1に当たる1マイクロシーベルトとしている。
試験操業は第1原発の10キロ圏外で行われている。
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