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トーマス・シュミエラ副社長
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現代自動車が高性能ラインナップ「N」シリーズとモータースポーツ事業を担当する「高性能事業部」を新設したと1日、明らかにした。BMWから新しく迎えたトーマス・シュミエラ副社長(56)が新しい事業部を指揮する。シュミエラ副社長はBMWで高性能ブランド「M」シリーズの南北アメリカ事業総括役員を務めた。
現代車は昨年、最初の「N」シリーズモデル「i30N」を欧州市場で出し、韓国国内では「ベロスターN」の発表を控えている。「N」は現代車のグローバル研究開発(R&D)センター「ナムヤン研究所」、そして極限の走行コースであり「N」シリーズの走行性能試験場所の独ニュルブルクリンクサーキットの頭文字から付けられた名称だ。高性能事業部はまず「N」シリーズの市場定着に集中する。このため現代車内の複数の部署に散在していた高性能車事業商品企画および営業・マーケティングを一つにまとめた。
現代車は数年前から高性能ラインナップ構築に注力している。この市場を通じてブランドイメージを高めるほか、技術的な側面でも欠かすことができないという判断のためだ。鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長は1月に米ラスベガスで開催されたCESで「高性能車は人々のロマンであり、(電気自動車時代にも)高性能市場は続くため、我々には絶対に必要」とし「高性能車は過酷な環境でテストされるため、ここ�