18/02/27 13:14:39.98 CAP_USER9.net
新聞社の記者職は就活生からの人気が下降傾向といわれており、その理由として新聞業界の衰退もあるものの、
筆記試験の対策が難しいという点もあったと考えられる。『朝日キーワード』や一般教養試験対策の本を読み込まないと解けないものであり、
しかもこの試験はマスコミ業界以外の企業で実施されることは少ない。そういった状況が、記者職の人気を下げていた可能性は高い。
では、なぜ朝日は一般教養試験をやめ、SPI3を導入するのか。その理由を朝日新聞社広報部に聞いてみた。
「より多く、より多様な方々に応募してもらうためです。特に、地方の大学生が応募しやすいように意識しました。
昨年は筆記試験の会場を増やしましたが、特定の日時に特定の場所に行かないと受けられないというこれまでの筆記試験のやり方では、
日程の都合がつかない、あるいは移動などの費用のために、受験をあきらめる方々がいらっしゃると思います。
できるだけ採用試験の初期段階でのハードルを下げようと考えました」
かつての朝日の採用試験は、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡などの大都市の試験会場に、特定の日時を定め、一斉に試験を行うというものであった。
この方式では、大都市までの交通費がかかり、しかも日程の調整ができないという問題もある。また、同業他社が同じ時間帯に試験を行うということも多い。
現在、就職活動については地方の大学生が東京での選考を受ける際に交通費がかかるということが問題になっている。
このあたりの状況に配慮してということになる。
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